記事内に広告を含みます

“治らない 痛み” と “治る 痛み”とは?!  膝痛を例にご説明します。

光 闇 キャッチ_edited-1世の中には痛みを抱えて生活されている人が大勢います。

 

みなさんは痛みについてどう思っていますか?

『ほっとけば、そのうち治るだろう』『年だから仕方ないね』など様々なことを思われていると思います。

 

痛みには“治る痛み”と“治らない痛み”があることをご存知でしょうか?(手術を除いた場合)

 

なかなか痛みが改善しないからといって諦めるのはまだ早いです!!

 

 30d71c2a5bed23e6d005b43c384ddcd7_s

 

治る痛みに関しては適切な対応を行えば改善してくるケースがほとんどです。

 

しかし、治る痛みでもほっとくだけでは治りません。

やはりセルフケアで自主トレーニングを行ったり、病院で診察を受けなければ改善しません。

 

今回は、“治る痛み”と“治らない痛み”についてお話をしたいと思います。

 

“治る痛み” と “治らない痛み” とは何か?

 

多くの方は痛みの原因が一つだと思われています。

しかし実は痛みには原因がいっぱいあります。

 

“治る痛み”と“治らない痛み”の違いは、痛みの原因が違うことです。

 

同じ場所が痛くても、痛みの原因が違ければ痛みは改善します。

その痛みの原因を知り、適切に対応することが重要です。

 

痛みの原因には何があるの?

 

例えば,,,

 歩くと膝の内側が痛い人がいたとします。

 

みなさんは、何が原因だと思いますか?

 

きっと、『軟骨がすり減り膝が痛いのだろう』と思ったはずです。

確かに軟骨がすり減ることで痛みが出る場合もあります。

 

しかしテレビで『膝が痛いのは軟骨がすり減っているから』と言っていますが、全員の方が軟骨がすり減って痛いわけではありません!

 

これ、すごく重要です!

 

注意していただきたいのが、『膝の痛み=軟骨のすり減りではない』ということです。

 

痛みには様々な原因があります。

 ①体に負担がかかることによる痛み

 ②構造が変化することによる痛み

 ③神経系の異常による痛み

 ④心因性による痛み

この他にも多くの原因があります。

 

どんな痛みが治るの?

 

先ほどの例でご説明します。

 

膝の内側が痛い原因は、

❶軟骨がすり減ったことによる痛み,

❷筋肉や靭帯などの痛み

❸脳梗塞などの後遺症による神経が原因の痛み,

❹痛いという思い込みによる痛み

  など、まだまだ多くの原因があります。

 

関節が変形し軟骨がすり減ったことで骨と骨がぶつかり痛みが出ている場合は、痛みを治すことは難しいです。

しかし、膝にかかる負担を減らし骨と骨がぶつかるのを改善させれば、痛みは軽減します。

 

膝の筋肉や靭帯が原因で痛い場合は、それを改善することで膝痛は軽減します。

 

心因性で膝が痛くなっている場合は、心因性の問題(うつ病、家族関係など)を改善することで膝痛は改善します。

 

このように、原因がわかれば痛みを改善させることは可能です。

 

痛みがある場合はどうすればいいの?

 

先ほどの例のように、膝が痛いからといってグルコサミンを飲んでいても痛みは改善しません。

 

膝痛の原因が筋肉だった場合、グルコサミンでなくマッサージや筋力トレーニング、筋肉や関節にかかる負担を減らすことで痛みは改善します。

 

このように、原因に合った対応をしないと痛みは改善しません。

 

治る痛みに対し、適切な対応をせず痛みが続いてしまうことは非常にもったいないことです。

 

 

痛みの原因はどうやって調べるの?

 

痛みの原因に関しては病院を受診するのが一番です。

 

レントゲンを撮り、膝の様々な検査を行うことで初めて原因がわかります。

またリハビリのプロである理学療法士のリハビリを受け、体にかかる負担を分析してもらうことも大切です。(理学療法士をご存知でないかたはこちらをご覧ください。)

 

まずは原因を特定し、治る痛みなのか、治らない痛みなのかを知ることが重要です。

 

原因がわかったところで、適切な対応をしていきます。

病院に行けば、おそらくシップとリハビリの指示が出ると思います。

 

しかし、リハビリは週に1回程度のことが多いです。

そのため1週間のうちの残りの6日間は、ご自分でセルフケアを行わなければなりません。

 

〜1週間の予定〜

スライド2

 

このように痛みを軽減させるには、痛みの原因を知ることセルフケアを行うことが重要です

 

まとめ

 

痛みには“治る痛み”と“治らない痛み”があります。

 

テレビでは膝が痛い原因を『膝が痛いのは軟骨がすり減っているから』と言っていますが、軟骨がすり減ったことだけが問題ではありません。

 

『膝が痛い=軟骨がすり減ったから』ではありません。

 

痛みには様々な原因があるため、それに合った対応をすることが大切です。

そのため膝が痛いからといって、グルコサミンを飲んでいても膝痛は改善しません。

 

病院を受診し“治る痛みなのか”それとも“治らない痛みなのか”知ることが大切です。

病院に行けば、おそらくシップとリハビリの指示が出ると思います。

しかし、リハビリは週に1回程度のことが多いです。

 

そのため1週間のうちの残りの6日間は、ご自分でセルフケアを行わなければなりません。

痛みを軽減させるには、痛みの原因を知ることとセルフケアを行うことが重要です。

 

みなさんの痛みは治る痛みですか? 治らない痛みですか?

治る痛みであればセルフケアを頑張りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です