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土踏まずってどこ?!扁平足の原因を解説!足のアーチが超重要!!

 

扁平足はカラダへ悪影響を及ぼし、膝痛や股関節痛の原因にもなります。

スポーツをしてる方は特に扁平足に気をつけないと、膝を痛める恐れがあります。

 

一度は扁平足という言葉を聞いたことがあると思いますが、扁平足はカラダにとって悪影響を及ぼしてしまいます。

 

そのためスポーツをしている方は、特に扁平足について知っておく必要があります。

それでは扁平足についてご紹介しましょう。

 

扁平足とは?

扁平足は足裏の土踏まずが潰れてしまっている状態のことです。

 

そもそも土踏まずとはなんなのでしょうか。

土踏まずは、地面(土)を踏まない部分で浮いている部分のことです。

 

別名『アーチ』ともいいます。 

このアーチ(土踏まず)が潰れている状態が扁平足です。

 

アーチには重要な機能がいくつもあるため、扁平足になってしまうとカラダへ悪影響を及ぼします。

それではアーチやカラダへの悪影響について見ていきましょう。

 

足のアーチとは?

足の裏には3つのアーチがあります。

 

〜3つのアーチとは〜

横アーチ

内側縦アーチ

外側縦アーチ

 

この中で土踏まずにあたるのが内側縦アーチです。

 

内側縦アーチの構造や働きとは?

内側縦アーチは骨や筋肉、靱帯など多くの組織によって構成されています。

なかでもアーチを保持するためにポイントなるのは足底腱膜(そくていけんまく)です。

 

足底腱膜は、かかとの骨から足の指に渡りついており、下から足の骨を支えています。

そのため足底腱膜が正常に機能していないと足の骨を支えられず、扁平足になってしいます。

 

この他にもアーチには多くの筋肉や靭帯が関わっていますが、以前にこちらで詳しくご紹介しています。

ご興味がある方はこちらをご覧ください。

⇒アーチの構造や働き、トレーニング方法をわかりやすくイラストご紹介!

 

土踏まずの働きとは?

土踏まずにはとても重要な働きがあります。

 

〜土踏まずの働き〜

足にかかる体重を分散する

衝撃吸収

つま先で地面を強く蹴れるようにする

 

このように地面からの衝撃を吸収したり、地面を強く蹴れる働きをします。

 

扁平足になってしまうと、地面からの衝撃を吸収できずカラダへ衝撃が及んだり、地面を強くけれないことで歩行にも影響が出てきます。

 

足の裏は唯一地面と接しているため、建物に例えるなら土台になります。

土台がしっかりとしていないと建物が崩れてしまうのと同じで、足部が安定していないとカラダへ影響を及ぼします。

 

土台がしっかりしていないと、歩いたり走ったりすることで地面から衝撃が加わり、カラダの他の部位へ負担がかかってしまいます。

このように土踏まずにはとても重要な働きがあるため、扁平足にならないことが重要となります。

 

扁平足になると膝を痛める?

扁平足になると膝を痛める恐れがあります。

 

扁平足は足の内側が潰れてしまう状態ですよね。

カラダの特性上、足の内側が潰れると膝は内側にねじれる動きが起こります。

 

このカラダの特性を運動連鎖といいます。

運動連鎖とは、カラダの一部が動くことでその動きに連鎖して他の部分も動くことです。

 

扁平足になると運動連鎖によって膝が内側にねじれるため、イメージとしてはX脚のような膝の状態になります。

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

土踏まずが潰れてしまうと距骨下関節は回内方向へ動きます。

距骨下関節や回内の動きについてわからない方は、こちらでイラストを使って説明していますのでご参考にしてください。

⇒距骨下関節や足部の動きについてはこちら!

 

扁平足になると距骨下関節は回内し、下の図のように運動連鎖が起こります。

 

距骨下関節が回内すると、膝関節は外反(X脚)の方向へ動きます。

股関節は内転・内旋方向へ動き、いわゆる内股のような状態になります。 

 

このX脚のような膝が内側を向いてしまう状態をニーイン(knee-in)といい、膝を痛めやすい姿勢の一つです。

 

ニーインは膝に負担がかかりやすくケガをしやすい状態のため、スポーツをしている方は特に注意が必要です。

 

運動連鎖についてはイラストでわかりやすく紹介しています。

ご興味がある方はこちらをご参考にしてください。

⇒イラストを使って運動連鎖をわかりやすく解説!

 

まとめ

土踏まずは別名アーチといい、衝撃吸収などの重要な機能をもっています。

このアーチが潰れてしまった状態が扁平足であり、扁平足になると衝撃吸収などの重要な機能が低下しカラダへ悪影響を及ぼします。

 

扁平足は膝を痛める原因の一つでもあるため、特にスポーツをしている方は覚えておきましょうね。

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