外反母趾で足裏にタコがあり、痛くて歩けない方がいるのではないでしょうか。
今回は外反母趾の手術をするとタコがどうなるのか、タコができる理由についてご紹介します。
外反母趾は女性で多い疾患の一つです。
外反母趾になってからタコができたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
タコがあると痛くて歩けなくなることもあります。
実はタコができる原因の一つとして外反母趾があります。
それでは外反母趾であるとタコができる理由、外反母趾の手術をするとタコがどうなるのかご紹介します。
タコができる原因とは?
そもそもタコとはなんなのでしょうか。
タコの正体は皮膚にある角質が硬くなった状態です。
角質は体重がかかることで固くなります。
足裏のタコは普段から常に体重がかかっている部分ということになります。
そのため何度も何度もタコを削っても、再びできてしまうのです。
タコの原因や予防、治療についてはこちらで詳しくご紹介しています。
ご興味がある方はこちらを参考にしてください。
足裏に体重がかかる位置を変えるには姿勢のゆがみの修正など色々ありますが、今回は外反母趾の手術をするとどうなるかご紹介します。
外反母趾の手術をするとどうなる?
外反母趾はご存知の通り足の指が”くの字”に変形している状態です。
指が変形していると、本来体重がかかるべき場所にかからず、足裏の違う部分に体重がかかりやすくなります。
本来とは違うところに体重がかかり続けることで、皮膚が固くなりタコができてしまいます。
つまりタコがある場所は、よく体重がかかっていることを意味しています。
そのため歩いているとタコが痛くなってしまうのです。
では、手術をするとどうなのでしょうか。
手術をすると指の変形が修正されるため、足裏の形が変わります。
足裏の形が変わると今まで体重がかかっていた位置も変わります。
そのため今まで体重がかかってできていたタコの部分に体重がかからなくなります。
皮膚は常に再生を続けているため、徐々に硬かったタコは柔らかくなり本来の皮膚の状態へと変わっていきます。
また体重のかかる位置が変わることで、歩行時のタコの痛みも改善されることが多くあります。
このように外反母趾の手術をすることで、タコや歩行時の痛みが改善されるのです。
まとめ
外反母趾の手術をすることで足の変形が改善し、歩き方や体重がかかる位置が変わります。
そのためタコや歩行時の痛みが軽減することもあります。
外反母趾やタコを悩まれている方は、一度医師と相談してみてはいかがでしょうか。
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