【MMT】下肢筋力の評価ポイントとは?! 足関節背屈、底屈、内がえし、外がえしを大公開!

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足関節(背屈,底屈,内がえし,外がえし)の筋力はMMT(徒手筋力検査法)で簡単に行なえます。

今回は足関節のMMTのやり方や注意点など、筋力を評価する方法をご紹介します。

 

みなさんは足首の筋力を測定したことありますか。

足首の筋力はとても重要であり、一度は筋力測定をしてみてもいいでしょう。

 

今回は、自宅で誰でも簡単にできるMMT(筋力測定法)をご紹介します。

 

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MMTとは?

MMTは徒手筋力検査法のことで、Manual Muscle Testの略です。

MMTは医療業界でよく使われる筋力の検査方法で、とても簡単にできることが特徴です。

 

関節の動きに対して、手で抵抗をかけ筋力を評価する方法になります。

そのため基本的には検査する人が一人、検査される人が一人で行います。

 

基準はレベル0〜5の全6段階です。

以下の表を参考にしてください。

〜MMT基準〜

 

このような基準があります。

簡単にいえば、5と4は抵抗を加えても動かせ、3は抵抗がなければ動かせ、2は介助すれば動かせ、1は筋肉の収縮だけがわかる状態で、0は筋肉の収縮も全くない状態です。

 

この基準をベースに筋力を計測します。

 

足関節の動きとは?

足関節の動きは主に次の4つがあります。

〜足関節の動き〜

 背屈

 底屈

 内がえし

 外がえし

 

それでは一つずつご説明します。

 

足関節 背屈のMMT

足関節背屈は足首を上に向かって動かしますよね。

主に働く筋肉は前脛骨筋です。

前脛骨筋はちょうどスネの横側にある筋肉です。

 

MMT5・4

背屈した状態で、足の甲を上から下に向かって押し抵抗をかけます。

基準に基づき、この時の抵抗の感じで5か4か判断します。

 

MMT3

足関節が動く全範囲を背屈できれば3です。

MMT3のポイントは、抵抗は加えないことです。

 

MMT2

足関節背屈を介助した状態で全範囲を動かすことができれば2です。

完全に介助をてしまうと足の力が働かないため、軽い力で介助するとよいでしょう。

イメージとして、重力による足首の重さを取り除く程度です。

 

MMT1

背屈した際に関節は動かなくても、筋肉の収縮がわかればMMT1です。

 

MMT0

足関節背屈しても筋肉の収縮が感じられなければMMT0です。

 

足関節 底屈のMMT

足関節底屈は足首を下に向かって動かす動きです。

わかりやすく言えば、つま先立ちの動きですね。

 

足関節底屈は、ふくらはぎである下腿三頭筋という筋肉でおこなわれます。

下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋より構成されています。

腓腹筋はこちらです。

 

ヒラメ筋はこちらです。

ヒラメ筋の詳しい説明やトレーニング方法はこちらでご紹介しています。

ご興味がある方はご覧ください。

⇒ヒラメ筋の効果的な鍛え方やストレッチ方法はこちら。

 

MMT5・4・3

片足でのつま先立ちが連続で何回できたかで測定します。

最大の高さまでつま先立ちができたら1回とカウントします。

 

〜底屈MMT基準〜

レベル5:連続20回以上可能

レベル4:連続10回以上20回未満

レベル3:連続1回以上10回未満

 

MMT2

レベル2の評価方法は立位とうつ伏せでの2パターンあります。

 

レベル2+

 ・立位で片足でのつま先立ちが少しだけでも可能

 ・うつ伏せで足関節底屈の運動に対し、手で抵抗を加え行える

 

レベル2

 ・うつ伏せで足関節底屈できれば2レベル

 

レベル2−

 ・うつ伏せで足関節底屈を一部分だけできれば2−レベル

 

MMT1

足関節底屈した際に関節は動かないが、下腿三頭筋に少しでも力が入ればMMT1です。

 

MMT0

足関節底屈しても筋肉の収縮がなければMMT0となります。

 

足関節 内がえしのMMT

足関節の内がえしは、足首を内側に向かってひねる動きです。

わかりやすくいえば、捻挫のような足首の動きです。

 

足関節の内がえしは後脛骨筋という筋肉によって行われます。

 

MMT5・4

内がえしした状態で足の甲を内から外に向かって押し抵抗をかけます。

基準に基づき、この時の抵抗の感じで5か4か判断します。

 

MMT3

足関節が動く全範囲で内がえしできれば3です。

このときに手で抵抗を加える必要はありません。

 

MMT2

足関節内がえしを介助した状態で全範囲を動かすことができれば2です。

このときの介助量として、重力による足首の重さを取り除く程度です。

 

MMT1

内がえしした際に関節の運動が起こらなくても、筋肉の収縮があればMMT1となります。

 

MMT0

足関節内がえししても筋肉の収縮が感じられなければMMT0となります。

 

足関節 外がえしのMMT

足関節外がえしは、足首を外側へひねる動きになります。

イメージとしては、捻挫と逆方向の動きです。

 

外がえしの動きは主に長・短腓骨筋によって行われます。

 〜長腓骨筋〜

〜短腓骨筋〜

 

MMT5・4

外がえしした状態で、足首を外から内に向かって抵抗をかけます。

基準に基づき、この時の抵抗の感じで5か4か判断します。

 

MMT3

足関節が動く全範囲を外がえしできればMMT3です。

このときに徒手で抵抗を加える必要はありません。

 

MMT2

足関節外がえしを介助した状態で全範囲を動かすことができれば2です。

このときの介助量として、重力による足首の重さを取り除く程度です。

 

MMT1

外がえしした際に関節が動かなくても、筋肉の収縮があればMMT1となります。

 

MMT0

外がえししても筋肉の収縮が感じられない場合はMMT0です。

 

MMTの注意点とは?

足関節のMMTで注意するポイントは2つあります。

 

〜注意するポイント〜

 関節の動く範囲を確認する

 足指の力を抜く

 

関節の動く範囲を確認する

筋力を測定する前に、足関節がどのくらい動くのか確認して起きましょう。

たとえば、MMT3は全可動範囲を自力で動かす必要があるため、事前に関節がどのくらい動くのか関節可動範囲を確認してから行いましょう。

 

足指の力を抜いて行う

足関節のMMTは、必ず足の指の力を抜いて行いましょう。

足の指に力が入っていると指の筋肉で動きを行ってしまい、本来検査すべき筋肉を正確に検査できなくなってしまうからです。

 

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まとめ

今回は足関節のMMTについてご紹介してきました。

MMTは検査方法がわかれば、自宅でも簡単にできる検査方法です。

 

足関節の筋力を把握し、筋力低下があるところはトレーニングして筋力upを目指しましょうね。

 

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