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要介護と要支援の違いを徹底解説!利用するときの方法の違いに要注意!

介護保険には要支援と要介護がありますが、2つの違いはわかりづらいですよね。

今回は介護保険制度の要支援と要介護の違い、サービスを利用するときの方法の違いをわかりやすくご説明します。

先生
介護保険制度って知っていますか?
知ってますよ!

介護保険があれば、介護を受けたり、デイサービスに通えるんですよね!

先生
そのとおりです!

では介護保険制度には、要支援や要介護があることを知っていますか?

要支援や要介護は聞いたことあります!

でも、何が違うのかサッパリわかりません。。。

先生
わかりづらいですよね。

今回は要支援と要介護の違いやポイントについて説明しますね。

 

介護保険とは?

先生
今の日本は高齢化社会となり、高齢者だけで暮らしている家庭が増えていることは知っていますよね?
知っています!

うちの周りにも高齢者はたくさん住んでいますよ。

でも、高齢夫婦だけで住んでいて、子どもたちは遠くに住んでいる方が多いですね。

先生
そうなんです。

家族だけでは高齢者を支えることができなくなっているのが現状です。

それをサポートするために始まったのが介護保険制度なんです。

 

こうした状況を社会全体で支え、介護が必要になった方でも安心して生活できることを目的に平成12年4月から開始となったのが『介護保険制度』です。

介護保険の申請方法はこちらで解説していますので、参考にしてくださいね。
介護保険の申請方法を徹底解説

 

介護度とは?

介護保険の要支援や要介護ってなんですか?
先生
それは『介護度』のことですね。

どのくらい介護が必要なのかのランク付けですね。

介護度(要介護状態等区分とも言います)とは、要介護認定、要支援認定(以下「要介護認定等」と言います)で判定される介護の必要性の程度等を表します。

引用:健康長寿ネット

〜介護度〜

【要支援】

 ・要支援1

 ・要支援2

【要介護】

 ・要介護1

 ・要介護2

 ・要介護3

 ・要介護4

 ・要介護5

先生
介護度は、要支援1〜2と要介護1〜5があります。
要介護5になるにつれて介護が必要な状態ということです。

 

介護度は、カラダの状態や要介護認定等基準時間などによって決まります。

要介護認定等基準時間とは、介護の手間をあらわすものさしで『分』単位で示すもので、この数値が高いほど要介護度は高くなります。

 

介護保険制度を受けられる基準とは?

介護保険は誰でも受けることができるんですか?
先生
介護保険制度は基準をクリアしていないと利用申請することができません。
どんな基準があるんですか?

 

先生
基準は『第1号被保険者』もしくは『第2号被保険者』のどちらかに該当していることです。

 

な、な、なんですか、それは?!

 

第1号被保険者とは?

先生
第1号被保険者は、年齢が65歳以上の方が該当します。
年齢が基準なんですね。
先生
そうですね。
65歳以上であれば、介護保険制度の利用申請をすることができます。
わかりました!

第2号被保険者は??

 

第2号被保険者とは?

先生
第1号は年齢だけですが、第2号被保険者は違うので注意が必要です!

第2被保険者は、40歳から64歳までの方で、16種類の特定疾病のいずれかに該当していること。

先生
40歳〜64歳でも、特定疾病に該当していないと利用できないということ!
年齢だけじゃないんですね。

特定疾病ってなんですか?

第2被保険者の特定疾病とは

特定疾病は以下の16疾患です。

①がん

②関節リウマチ

③筋萎縮性側索硬化症

④後縦靭帯骨化症

⑤骨折を伴う骨粗鬆症

⑥初老期における認知症

⑦パーキンソン病関連疾患

⑧脊髄小脳変性症

⑨脊柱菅狭窄症

⑩早老症

⑪多系統萎縮症

⑫糖尿病性神経障害,糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症

⑬脳血管疾患

⑭閉塞性動脈硬化症

⑮慢性閉塞性肺疾患

⑯両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

参考:厚労省HP

先生
ややこしいのが、特定疾病でも年齢が39歳以下の場合は介護保険を利用できないということです。

 

要支援と要介護の違いとは?

介護保険については、わかってきました!
要支援と要介護の違いについて、もう少し教えてください!

 

要支援とは?

先生
要支援は、今は介護は必要ないけど、将来的に介護が必要な状態になる可能性があるのを、今のうちから支援をしていくことですね。
ふむ、ふむ!
先生
入浴や排泄などの日常生活動作で支障があると見込まれる状態のことを要支援状態といいます。
なるほど!

今はなんとか一人で生活動作ができているけど、将来的に介護が必要になりそうな状態ってことですね。

先生
そうですね。

お風呂に入ったり、トイレなどの日常生活はどうにかできている。

でも、これ以上悪くならないように何かしらの手助けが必要な状態ってことです。

 

わかりました!

たとえば、一人で歩けるけどフラフラして転びそうな方は?

 

先生
要支援の認定が降りれば、リハビリで歩行練習をしたりします。

介護状態になる前にリハビリをすることが大切ですね。

 

確かに、介護が必要な状態になってからだと遅いので、早い段階からリハビリをすることが大切ですよね。

 

要支援1と要支援2の違いとは?

先生
要支援状態には、要支援1と要支援2があります。
要支援1と2の違いってなんですか?
先生
簡単に言えば、支援を必要とする量が違うってことですね。

 

要支援1は、日常の基本動作はほぼ自分できるが、買い物や家事などに支援が必要な状態のことです。

 

要介護認定等基準時間:25分以上32分未満

 

要支援2は、要支援1よりやや介護度が高い状態です。

 

要支援1よりも日常生活でやや支援が必要だったり、歩行が不安定な状態などです。

 

要介護認定等基準時間:32分以上50分未満

 

要支援2よりもさらに介護・支援が必要になると要介護状態となります。

 

要介護とは?

先生
要介護は介護が必要な状態で、カラダの状態によって生活動作に介護が必要と見込まれる状態のことを要介護状態といいます。

 

身体上又は精神上の障害があるために、入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部又は一部について、厚生労働省令で定める期間にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態

引用:厚労省HP

先生
要介護は、要介護1〜要介護5までの5段階です。

 

要介護1とは

要介護1は、歩行や立ち上がりなどで不安定さが見られ、排泄や入浴などで一部または全介助が必要な状態のことです。

要介護認定等基準時間:32分〜50分未満

 

要介護2とは

要介護2は、自力での歩行や立ち上がりなどが困難な状態で、排泄や入浴などで一部または全介助が必要な状態のことです。

要介護認定等基準時間:50分〜70分未満

 

要介護3とは

要介護3は、歩行や立ち上がりは不可能。入浴や排泄などに全介助必要な状態のことです。

要介護認定等基準時間:70分〜90分未満

 

要介護4とは

要介護4は、介護なしで日常生活を送ることが困難な状態のことです。また、入浴や排泄、更衣などで全介助、食事の摂取で一部介助が必要な状態です。

要介護認定等基準時間:90分〜110分未満

 

要介護5とは

要介護5は、日常生活のほとんどで全介助が必要な状態です。

要介護認定等基準時間:110分以上

なかなかイメージしづらいと思いますが、寝たきりの方などが要介護5ですね。

 

要介護と要支援は介護サービスを利用する方法が違う

先生
要支援と要介護の違いはわかったかと思います。

もう一つ大きく違うのが、介護保険サービスを利用するときの方法が違うということ。

介護保険サービスを利用したいときは、ケアマネージャーに連絡をすればいいんじゃないですか?
先生
ケアマネージャーに連絡をすることは正解です。

でも、要支援と要介護では、連絡先が違います。

・・・???

教えてください(T_T)

 

先生
要介護の方は、居宅事業所のケアマネージャーへの連絡になります。

しかし、要支援の方は、地域包括支援センターのケアマネージャーへの連絡になります。

要支援と要介護では、連絡先が違うってことなんですね。

同じ介護保険だから、連絡先はどこでも大丈夫かと思っていました。

先生
要介護者は、どこの事業所に連絡をしても大丈夫です。

でも、要支援者は各地域で担当の地域包括支援センターが決まっているので、市役所に問い合わせると教えてくれますよ。

なるほど!

わかりました!!