女性は誰でも美脚に憧れますよね。
脚が太くなる要因は様々であり、ちょっと工夫をするだけで簡単にいつも以上に細くすることもできます。
今回は簡単に脚を細くする工夫、脚が太くなってしまう5つの原因についてご紹介します。
みなさんは脚が太くなる原因をご存知ですか、
同じ脚の太さに見えても原因は様々であり、脂肪で太くなっていることもあれば、内臓機能の低下によって太くなっていることもあります。
まずは脚が太くなる原因からみていきましょう。
脚が太くなる原因とは?
脚が太くなってしまう理由を5つご説明します。
〜太くなる5つの原因〜 ①筋肉による太さ ②むくみによる太さ ③脂肪による太さ ④塩分のとりすぎによる太さ ⑤内臓機能の低下による太さ
筋肉による太さとは?
一つ目は筋肉による太さです。
脚の太さで気になるのはふくらはぎですよね。
ふくらはぎの筋肉には腓腹筋(ひふく筋)とヒラメ筋があり、二つ合わせて下腿三頭筋(かたいさんとう筋)といいます。
⇒ヒラメ筋とは?ヒラメ筋のストレッチやトレーニング方法はこちらをどうぞ。
下腿三頭筋は足首を下に蹴る筋肉であり、学生時代に運動部で筋トレを良くしていた方はこの部分が太くなっていることがあります。
また動作時に股関節がうまく使えていない場合に下腿三頭筋が太くなっていることがあります。
股関節を伸ばす時に大殿筋(だいでん筋)という筋肉が働きますが、動作中に大殿筋が働かなかったり股関節が正常に機能しないと、足りない力をふくらはぎの下腿三頭筋が補おうとします。
結果として常に下腿三頭筋が働くことで徐々に太くなっていきます。
むくみによる太さとは?
二つ目はむくみによる太さです。
多くの女性は足のむくみを気にされているのではないでしょうか。
むくみの原因も様々であり、若い女性で多い原因は循環不良です。
足の循環は筋肉の働きによって行われており、これを筋ポンプといいます。
筋ポンプ作用は主にふくらはぎの下腿三頭筋で行われ、循環を良くするためにとても重要な働きをするため『第二の心臓』とも呼ばれます。
若い女性は運動をする機会が少なく筋肉が衰えていると、この筋ポンプ作用が低下しむくみやすい足になってしまいます。
この他には長時間の立ち仕事などが原因となります。
立っていると重力の関係で足に血液が溜まりやすくなり、足より上に心臓が来るため戻る力も必要となります。
寝ている状態を想像してみてください。
足の高さはほぼ心臓と同じため、血液を心臓に戻す力はさほど必要となりません。
しかし立つと心臓より下に足がいき重力もかかるため、心臓に血液を戻すためにはより大きな力が必要となります。
この心臓に血液を戻す力を発揮するのが筋ポンプ作用です。
もうおわかりだと思いますが、運動不足で立ち仕事が多い女性は特にむくみやすいということです。
脂肪による太さとは?
三つ目は脂肪による太さです。
こちらはみなさんもよくご存知だと思いますが、脂肪により足が太くなります。
ご自身の体型がどのくらいなのかBMIで確認してみましょう。
BMI=体重kg ÷ (身長m)2
18.5未満:低体重(痩せ)
18.5以上25.0未満:標準
25.0以上:肥満
塩分による太さとは?
四つ目は塩分のとりすぎによる太さです。
なかには知らない方もいらっしゃると思いますが、塩分を過剰に摂り過ぎるとむくんでしまします。
カラダは常に塩分や水分のバランスを調整しています。
過剰に塩分を摂り過ぎるとそのバランスが崩れ水分が溜まってしまい、むくんでしまいます。
内臓機能低下による太さとは?
五つ目は内臓機能の低下による太さです。
こちらは歳を取られている方に多いですが、肝臓や腎臓の働きが低下するとむくんでしまいます。
肝臓ではアルブミンというものが作られます。
肝臓の働きが低下するとアルブミンが作られなくなり、血管の外に水分がでやすい状態となりむくんでしまいます。
もう一つは腎臓の働きです。
みなさんもご存知の通り、腎臓では尿がつくられますよね。
尿として体内から水を出すことでカラダはむくまずに済んでいます。
腎臓の働きが低下し尿が作られなくなると水分を取ってもカラダから排出さず、結果としてカラダがむくんでしまいます。
このように足がむくむ原因には、さまざまなものがあります。
それでは足を細くする方法についてご紹介しましょう。
脚を細くする方法とは?
脚が太くなってしまう原因についてはお伝えしました。
筋肉による太さの場合、若い方ではなかなか細くはなりません。
筋肉が細くなる=筋萎縮であり筋肉がタプタプに落ちてしまう状態ですが、筋肉が萎縮するとカラダに負担がかかるためよくありません。
運動をされていた方が日常生活のみになると、日常生活で必要な分の筋肉まで細くなりますが、それ以上はなかなか細くなりづらいです。
運動で細くする方法
脂肪によって太くなってしまっている場合は運動や食事制限をし、脂肪を燃焼させましょう。
脂肪を炎症させるには有酸素運動が効果的です。
取り組みやすいのが自転車またはジムでのバイクで、運動時間として20分以上は行うようにしましょう。
行う頻度としては2日に1回以上は行いましょう。
むくみの効果的な予防とは
むくみによって太くなってしまっている場合は、筋肉を使ったり圧着ストッキングを使いましょう。
先ほどご紹介したように、循環は筋肉の筋ポンプ作用によって行われています。
そのため循環をよくするためには下腿三頭筋を動かしましょう。
下腿三頭筋はつま先立ちで働くため仕事中につま先立ちをしたり、デスクワーク中は座ったままかかと上げをすると良いでしょう。
もう一つは圧着ストッキングです。
最近ではむくみに対して様々なストッキングが発売されています。
CMなどで良く見かけるのがこちらのストッキングです。
ストッキングを履くだけで効果はありますが、ただ履くだけではもったいないです。
効果を最大限まで上げるにはストッキングを履く時間帯が重要です。
“寝てる間に足のむくみを取る”といいますが、寝ている間は足と心臓の高さが同じであったり重力の影響も受けにくいため、むくみが軽減するのは当たり前です。
重要なのは『いかに日中むくみを抑えるか』です。
ストッキングを履く場合は、朝から履くことが重要です。
なかには足がむくみだしてから履いたり、予防をしたりすればいいと思っている方もいらっしゃいますが、それでは遅いです。
むくみ予防は朝から常に行っておくことがポイントです。
ストッキングを履く時間を少し変え、ふくらはぎの筋肉を動かしておくだけで効果が変わる、ご存知でなかった方は試してみましょう。
まとめ
足が太くなる原因は筋肉、むくみ、脂肪、塩分のとりすぎ、内臓機能の低下などさまざまです。
足が太くなっている原因によって対応方法がことなるため、それぞれに合った対応を行いましょう。
むくみを予防するにはつま先立ちを行ったり、ストッキングを履く時間を少し変えるだけで効果が変わるため、みなさんも行ってみてはいかがでしょうか。
コメントを残す