足の裏にタコができて痛みで困っていませんか。
6つのポイントを抑えることで、タコができるのを予防でき、痛みを軽減させることができます。
今回は、必ず行うべきタコの2つの予防のポイント、4つの治し方のポイントをご紹介します。
足にタコができて悩まれている方はとても多く、特に女性にみられます。
普段、ハイヒールを履いている方はタコができているのではないでしょうか。
それではタコの2つの予防法や4つの治し方のポイントについてご説明しましょう
足の裏のタコとは?
そもそも足の裏のタコとはなんなのでしょうか。
タコの正体とは、実は皮膚の角質が固くなった状態なのです。
皮膚は大きく分け3層構造となっています。
カラダの表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の順です。
この表皮の外側にあるのが角質になります。
この表皮よりもさらに外側にあるのが角質であり、タンパク質で出来ています。
簡単にいえば表皮が古くなったものですね。
この角質が固くなるとタコになるのです。
[icon image=”finger1-b”]足裏のタコは皮膚の角質が固くなったもの
足の裏にタコができる原因とは?
タコの原因は靴などの圧迫や直接の刺激、靴の中で足が動くことで生じる摩擦です。
この刺激や摩擦が継続的に皮膚に与えられることによって、角質が硬くなり、盛り上がることでタコできます。
女性でタコが多くみられる原因の一つとして、ハイヒールがあります。
ハイヒールを履くとつま先立ちに似た状態となります。
そのためつま先の方に刺激や摩擦が生じやすく、タコができやすいのです。
私が担当した方の中に、ケガをしてしばらく足に体重をかけなかったことでタコが改善した方もいらっしゃいます。
これは体重をかけなかったことで皮膚に刺激や摩擦が与えられず、皮膚が新しく再生したことでタコが改善したのでしょう。
常に足には刺激や摩擦が生じるため、タコができてしまいます。
ではタコを防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか。
後ほどご紹介しますが、刺激や摩擦を事前に対処することで足のタコを防ぐことができます。
タコができやすい部位とは?
タコができやすい部位は3つあります。
〜できやすい部位〜
指の付け根
指先
中足骨の部分
3つ目の中足骨とは足の指の骨のことです。
骨は体重を支えるため骨の表面にある皮膚には負担がかかりやすく、刺激や摩擦を受けやすいためタコができてしまいます。
特にこの3ヶ所はタコができないように日頃から注意して見ておく必要があります。
タコの予防法とは?
タコの予防の2つのポイントをご紹介します。
〜予防のポイント〜
履物に気をつける
タコになりそうな部分は保護をする
[icon image=”finger1-b”]履物の気をつけ方
先ほどご紹介したように、ハイヒールを履くとタコができる可能性があります。
なぜハイヒールを履くとタコができるかというと、ハイヒールを履くとつま先に体重が乗りやすくなるからです。
歩く時に普通の靴であれば、足の裏で体重を支え、つま先で地面を蹴ります。
しかし、ハイヒールではつま先の方に体重が乗りやすく、常に圧迫や摩擦が生じやすくなります。
さらにハイヒールを履くことで、足の横アーチが低下することも原因の一つです。
アーチとは土踏まずなどの凹みの部分になります。
このアーチがあることで衝撃がやわらぎますが、アーチが低下すると骨と皮膚に衝撃が加わりやすくなり、タコができてしまいます。
足のアーチについてこちらで詳しくご紹介しています。
ご興味がある方はこちらをご覧ください。
極力ハイヒールを履かないことをオススメしますが、仕事等で履かなくてはならない方はヒールが低いモノを選択しましょう。
[icon image=”finger1-b”]タコになりそうな所の保護
タコになりそうな部分の保護には、インソールやパッドを使用するとよいでしょう。
インソールを使用することでアーチをサポートでき、一点に集まる圧迫や摩擦を回避することもできます。
タコになりそうな部分を予め保護することが重要で、圧迫や摩擦が一点にあつまらないようにしましょう。
インソールやパッドはこちらをご参考にしてください。
タコの治し方とは?
足のタコの治し方の4つのポイントをご紹介します。
〜タコの治し方の4つのポイント〜
靴の見直し
タコのできている部分の保護
タコの固くなった部分を削る
タコの保湿
[icon image=”finger1-b”]履物の見直し
履物の見直しは予防と同じでハイヒールの高さを見直しましょう。
ハイヒールではなく靴の場合も、サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、靴の中で足が動き摩擦が生じるため、サイズもピッタリのものを選びましょう。
[icon image=”finger1-b”]タコのできている所の保護
タコのできている部分は圧迫や摩擦が継続的に加わっているため、それを防ぐためにパッドやインソールを用いて護します。
タコの予防法でご紹介したインソールやパッドを使用してよいでしょう。
[icon image=”finger1-b”]固くなった部分を削る
タコは角質が固くなったモノであるため、削ったりしても問題なく痛みも生じません。
削ることでタコの部分の圧迫が軽減させることができるため、可能であれば行いましょう。
市販で専用のカッターやヤスリが売っているため削ってみましょう。
[icon image=”finger1-b”]タコの保湿
タコの保湿を行うこともポイントです。
タコが完全に固くなってしまった場合はあまり効果はありませんが、タコのできはじめは保湿クリームを塗ることで柔らかくすることができ、圧迫や摩擦による痛みを軽減させることができます。
この4つのポイントを行ってみましょう。
病院での治療とは? 何科?
病院でのタコの治療も、タコを削ったり保湿クリームが処方されます。
ご自身でタコを削れない場合は、タコが硬すぎる場合は病院を受診すると良いでしょうか。
タコの治療は、皮膚科になるため最寄りの皮膚科のを受診しましょう。
[icon image=”finger1-b”]足裏のタコの治療は皮膚科
まとめ
今回は足のタコの予防法や治し方のポイントを計6つご紹介してきました。
タコは女性で多くみれますが、ちょっと気をつけるだけで予防ができたり、痛みを軽減させることができます。
みなさんも今回ご紹介したポイントを実践し、タコにならない足を作ってみてはいかがでしょうか。
コメントを残す