ディズニーランドやUSJに行くと、夕方ぐらいに“かかと”がものすごく痛くなった経験ありませんか。
”かかと”の痛みを減らすことができれば、もっと楽しむことができますよね。
今回は長時間歩いた時の”かかと”の痛みの原因や軽減方法についてご紹介します。
ディズニーランドに行き夕方ぐらいになると”かかと(踵)”が痛くなることはありませんか。
家に帰る頃には歩くのもイヤになるぐらい痛くなりますよね。
そもそも、この踵の痛みとは何なのでしょうか。
かかと(踵)の痛みの原因とは?
長時間歩いた後のかかと(踵)の痛みは何が原因なのでしょうか。
骨の痛みと思う方もいらっしゃると思いますが、この痛みは骨ではありません。
本来、骨には痛みを感じるセンサーはなく痛みを感じません。
骨の周りの骨膜という部分に痛みを感じるセンサーがあり、この骨膜が損傷することで痛みを感じます。
しかし、骨膜は長時間歩いただけでは損傷しません。
では踵の痛みの正体はなんなのでしょうか。
それは脂肪です。
脂肪と聞いて驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
踵には脂肪体という組織があり、この部分で衝撃を吸収したりしています。
この脂肪体には痛みを感じるセンサーがあります。
脂肪体について詳しくこちらでご紹介しています。
詳細を知りたい方はこちらをどうぞ。
ヒトは歩くときに、踵から地面につきます。
脂肪体の働きは、地面に踵が着くときの衝撃を吸収する役割りです。
ディズニーランドに行くと一日中歩くため、クッションの働きをする脂肪体に過剰に負担がかかり痛みが生じてしまうのです。
もう一つはアトラクションの待ち時間です。
待ち時間が長ければ長いほど、楽な姿勢で立つようになります。
楽に立とうとすると重心が後ろになり、踵に体重がかかります。
この姿勢で数十分〜数時間いることで、脂肪体に負担がかかり痛みが生じてしまうのです。
かかと(踵)の痛みを軽減させる方法とは?
ここまで踵に痛みが生じる理由についてご紹介してきました。
ではどのようにすれば、踵の痛みは軽減するのでしょうか。
簡単に踵の痛みを軽減させる方法を3つご紹介します。
①歩き方を変える
一つ目の方法として、歩き方を変えます。
ヒトの一般的な歩き方は、踵から地面につきその後足の裏全体が接地、最後につま先で地面を蹴るようにして行われます。
そのため歩けば歩くほど脂肪体に負担がかかります。
このように踵から地面につくと痛くなるため、踵からでなく足裏から地面につけるようにしましょう。
こうすることで、踵へ掛かる負担を減らすことができます。
ここで注意をしていただきたいのが、あくまでも痛みを減らしたいときだけにしてください。
この歩き方は正常歩行と異なり他の関節に負担がかかるため、日常生活では控えてください。
②待ち時間の立ち方を変える
アトラクションで並んでいるとき、みなさんはどのように立っていますか。
きっと“かかと”に体重が乗っていることが多いのではないでしょうか。
ヒトは楽に立とうとすると“かかと”に体重が乗るため、足の裏の真ん中に体重が乗るように立ってみましょう。
こうすることで“かかと”の痛みは軽減します。
③靴にクッションを入れる
歩き方や立ち方以外には、靴のかかとにクッションを入れましょう。
例えばこのようなインソールでもいいでしょう。
踵にクッション作用があり、足の裏のアーチもサポートされるためおすすめです。
〜インソール〜
〜ヒールパッド〜
このようなモノを利用し対応してみましょう。
まとめ
みなさんもディズニーランドで“かかと”が痛くなることありますよね。
今回はなぜかかとが痛くなるのかご紹介してきました。
踵が痛くならないように、歩き方や立ち方、靴の中にクッションを入れてみましょう。
これを実践するだけでも、踵の痛みは変わるので試してみてはいかがでしょうか。
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