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高齢者の正しい階段の昇り降りとは?! 杖を使った正しい階段の方法をご紹介

高齢者の方やケガをされた方は杖を使った際にどのように階段の昇り降りをしていますか?

この絵のように行っている方は多いのではないでしょうか?

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これは完全な間違いです!

 

今回は安全で正しい階段の方法をご紹介します。

杖を持つのはどっちの手?

 

『杖はケガをしている方に持つ』と思っている方が多いのではないでしょうか?

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実は杖は健康な足の方に持つのが基本です。

 

 

 

 

 

 

なぜかというと、ヒトは歩くときに逆の手足を前に出すからです。

普通に歩く際、右足と左手が前に出ます。

これにただ杖を持つだけです。

 

よくドラマでケガをしている足の方に松葉杖を持ち杖に寄りかかって歩いているシーンがあります。

これは完全に杖の使い方を間違っています。

 

正しくはこのように使います。

 

階段の昇り降りの手順は?

 

階段を登る方法として、1歩1歩登る方法 ”1足1段” と、 1歩足を上げて 反対の足をそろえる “2足1段” の方法があります。

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足が痛いときなどは“2足1段”で行ってください。

 

階段を登る際の手順とは

 

〜登り〜

 杖→健康な足→悪い足 の順で行います。

 

上の段に乗せる足は必ず良い方の足を上にします。

理由として低い位置から高い位置へ体を持ち上げるため力が必要です。

そのため悪い足が上だと体を支えきれず転倒する恐れがあります。

  

〜ポイント〜

歩くときは杖と悪い方の足が一緒でしたが階段で登る際は順番が変わります。

 

階段を降りる際の手順とは?

 

〜下り〜

 杖→悪い足→健康な足の順で行います。

 

先に降ろす足は必ず悪い方の足を降ろします。

理由として高い位置からゆっくりと低い位置へ体を降ろさないといけないからです。

 

〜ポイント〜

階段から降りる際は歩きと手順は同じです。

 

 

手すりがある階段の際はどうするの?

 

〜手すりが階段の左右両方につている場合〜

 手すりは健康な足側の手で持ち、杖は反対の手で持ちます。

 手すり→健康の足→悪い足(杖)の順です。

 

 

〜手すりが片方の場合〜

 手すりを持ち、反対惻で杖を持ちます。

 昇り降りの足の順番は同じです

登り:健康の足から   降り:悪い足から

 

 

〜ポイント〜 

基本的には手すりや杖などを使用しても、足の順番は全て同じということです。

 

 

 安全に階段を行えるようにするには?

 

杖や手すりを使うことで安定します。

しかし杖にも支えられる限度があるため、やはり自分の足で安定することが一番です。

 

階段の昇り降りで使われる非常に重要な筋肉として大腿四頭筋があります。

 

大腿四頭筋は太ももの筋肉です。

大腿四頭筋はこちらで詳しくご紹介しているので、ご興味がある方はご覧ください。大腿四頭筋についてはこちらから…

 

トレーニング方法としてスクワットが重要です。

 

まとめ

 

階段の昇り降りの手順を中心にご紹介してきました。

 

杖は健康な足側に持ちます。

 

階段を登る際の手順として、杖→良い足→悪い足の順番で行います。

降りる際の手順は、杖→悪い足→良い足の順番で行います。

 

手すりがある場合は、手すりと使用し反対の手で杖を持ちます。

 

手すりや杖があってもなくても、階段を登る際の足の順番は、良いほうの足が先です。

階段を降りる際の足の順番は、悪い足→良い足の順番です。

 

杖や手すりを使うことで階段昇降が楽になりますが、杖で支えられる体重にはきりがあるので足で支えることが重要になります。

 

階段では特に大腿四頭筋という筋肉が重要です。

正しい杖の使い方や階段の昇り降りを身につけ、少しでも楽に動けるようにしましょう!

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