履物の歴史はとても古く、最初に履かれたのはなんと弥生時代といわれています。
靴は昔からありそうですが、実はまだ◯◯年しか経ってないことを知っていますか。
それでは履物の歴史をご紹介しましょう。
弥生時代は紀元前3世紀ごろであり、今からおよそ2000年前です。
2000年も前から履物があったなんて驚きですよね。
それでは履物の歴史について詳しくみていきましょう。
履物の歴史とは?
履物の歴史は古く、今からおよそ2000年前の弥生時代といわれています。
弥生時代といえば稲作が始まった頃ですよね。
学生時代の歴史が懐かしいです。
このころの履物は生活で使うというより、耕作の時に主に使用していたそうです。
これが履物の始まりですね。
ここから徐々に庶民へと広がり、“わらじ”や“草履(ぞうり)”といったものが履かれるようになりました。
“わらじ”と“ぞうり”の違いとは?
みなさんは、“わらじ”と“ぞうり”の違いがわかりますか。
なかには同じものと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこの2つは別物です。
わらじとはワラで作られる履物で、足にヒモで縛り履きます。
ぞうりはわらじと違いヒモで足に縛るのではなく、今でいうビーチサンダルのような指の間にヒモを挟むタイプの履物です。
似たような2つでも、改めて比べてみると違いますね。
靴の始まりとは?
弥生時代から履物が始まり、徐々に“わらじ”や“ぞうり”、“下駄”が日本に普及され、江戸時代の末期頃まで履かれてきました。
その後、日本へ初めて靴が伝わってきたのが1580年頃の今から約430年前です。
そこから徐々に広がりをみせ、日本人が靴を履くようになったのがおよそ150年前からです。
しかしこのころもまだ靴を履く人は少なく、庶民は下駄を履いている方が多くいらっしゃいました。
本格的に庶民が靴を履くようになったのは、第2次世界大戦以降からです。
そう考えると全国的に靴が普及してから100年経っておらず、みなさんの祖父や祖母の中には、下駄を履いて生活していた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まだまだ靴の歴史は浅いですね。
まとめ
今回は靴の歴史についてご紹介しました。
履物の始まりは弥生時代であり驚きですよね。
履物は色々と進化をとげ、現代の靴になり日本に普及してまだ100年弱です。
これらかも靴はどんどん進化をとげ、日本人の生活に大きな影響を与えていくことでしょう。
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