理学療法士が教える健康寿命を伸ばす3つの方法とは?!平均寿命との違いもご紹介!

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健康寿命と平均寿命がありますが、特に重要なのは健康寿命を伸ばすことです。

健康寿命を伸ばすために簡単にできる3つのトレーニングを理学療法士の視点からご紹介します。

平均寿命が長いほうがいいと思わている方が多くいらっしゃいますが、実は平均寿命の他に健康寿命というものがあり、これがとても重要です。

 

まずは平均寿命と健康寿命の違いについてご説明します。

日本の平均寿命とは?

日本の平均寿命は平成28年の厚生労働省のデータによると、男性80.98年、女性87.14年とされています。

この平均寿命の値は過去最高であり、ますます日本は超高齢化社会へなっていきます。

 

昔は70歳ぐらいで“おじちゃん・おばあちゃん”だなと感じていた方もいると思いますが、今では70歳を過ぎても“まだまだ若い”という感覚に変わってきています。

 

近年、健康寿命というワードがよく聞かれるようになりましたね。

健康寿命について意外と知らない方もいらっしゃいますので、詳しくご説明しましょう。

 

健康寿命とは?

健康寿命とは、“健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間”のことで、要は元気に過ごしている期間(寿命)のことです。

 

平均寿命と健康寿命の差がとても重要で、両者の差がないのが理想です。

 

差があるということは、不健康な状態の期間が長いということです。

つまり、寝たきりや介護などを受けている期間ということになります。

この期間が長ければ長いほど、介護を要する期間や医療費が必要となることを意味しています。

 

 

健康寿命の現状とは?

厚生労働省から出ている平成25年の平均寿命と健康寿命のデータをみてみましょう。

 

平均寿命は男性で80.12歳、女性で86.61歳健康寿命は男性で71.19歳、女性で74.12歳となっています。

 

平均寿命と健康寿命の差をみてみると、男性で9.02年、女性で12.40年となっており、この期間は不健康な期間といえます。

 

日本の平均寿命は年々伸びていますが、平均寿命と健康寿命の差も増えています。

つまり、平均寿命の伸びに対し、健康寿命の伸びが少ないということです。

 

これは“生きるという視点”でみれば良いことかもしれませんが、“健康で生きる”という視点からみたら、必ずしも良いこととは捉えられません。

これからの日本の課題は、平均寿命が伸びることも大切ですが、健康寿命が伸び、両者の差を少なくしていくこと重要だといえます。

 

健康寿命を伸ばす方法とは?

健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことでしたね。

理学療法士の視点からみて、健康寿命を伸ばす上で重要なのが運動です。

運動をすることで、体力の向上や筋力アップが見込めます。

運動=散歩やウォーキングとイメージされる方も多いと思います。

 

確かに散歩もウォーキングも重要です。

しかし、散歩やウォーキングは筋力の維持はできても筋力アップの効果はほとんどありません。

 

歩いて筋肉がつくのであれば、毎日何分も、何時間も歩いている人は、筋肉マッチョになっていますよね。

でも、実際は筋肉ムキムキにの人は少ないです。

それは歩いてもほぼ筋肉はつかないためです。

 

ではどうすれば筋肉をつけることができるのでしょうか。

それは、筋肉をつけたい部分を集中的にトレーニングすることです。

 

それでは、高齢者が簡単にできる自主トレを3つご紹介します。

 

高齢者が簡単にできる運動とは?

高齢者の方が簡単にできる運動は以下の3つです。

 

〜3つの運動〜

①お尻上げ

②スクワット

③つま先立ち

一つずつ見ていきましょう。

 

お尻上げ

お尻上げのやり方は、仰向けの状態で、両膝が90°ぐらい曲がる程度まで両足を曲げます。

この状態で、お尻を真上に持ち上げます。

 

これにより、お尻の筋肉である大殿筋(だいでんきん)の筋力強化になります。

大殿筋の筋力が上がることで、歩くときの安定性の向上や歩くスピードの向上につながります。

 

スクワット

二つ目はスクワットです。

スクワットはみなさんもよくご存知だと思いますが、足の筋肉を鍛えるのに有効な運動です。

 

やり方は簡単で、立った状態で両足を曲げたり伸ばしたり繰り返し行います。

足を曲げたときは、しっかりと股関節と膝関節の両方が曲がるようにしましょう。

 

つま先立ち

三つ目はつま先立ちです。

つま先立ちをすることで、ふくろはぎである下腿三頭筋の筋肉を強化することができます。

このようにつま先立ちをすることで、しっかりとふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

特に足先は血流が悪いため、つま先立ちをすることで足のむくみが軽減したりします。

 

この3つの運動はとても簡単なのでぜひ行ってみてくださいね。

 

まとめ

今回は健康寿命と平均寿命についてご説明してきました。

日本は徐々に平均寿命は伸びていますが健康寿命はまだまだ伸びていないため、今後は健康寿命を伸ばすことが大切です。

 

いつまでも健康でいられるためには、今回ご紹介した簡単な運動から行うとよいでしょう。

是非試してみてくださいね。

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理学療法士として、医療機関で多くの方のリハビリを行っており、のべ1万5千人以上の方のリハビリ実績があります。理学療法士の視点から、カラダの痛みやトラブルを改善できるように、最新の医療業界の情報やセルフエクササイズなどの情報をご紹介します。 〜所有資格〜 ✓理学療法士 ✓3学科呼吸療法認定士 ✓認定理学療法士 ✓地域包括推進リーダー ✓介護予防推進リーダー ✓福祉住環境コーディネーター2級 等

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