慢性足関節不安定症の治療や原因とは? 捻挫が治らない方は要チェックです!

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捻挫ぐせや足首の不安定感がある方は慢性足関節不安定症の可能性大です。

社会人や学生でスポーツをしている方は必ずチェックしましょう。

今回は慢性足関節不安定症の治療や原因についてご紹介します。

 

みなさんも、一度は捻挫を経験したことがあるのではないでしょうか。

捻挫後の後遺症として慢性足関節不安定症になる方は少なくありません。

 

その症状として多く聞かれるのが足関節の不安定感や捻挫グセです。

それでは解説していきましょう。

 



慢性足関節不安定症とは?

慢性足関節不安定症とは頻繁に捻挫を繰り返す状態で、普段みなさんが使う言葉で言い換えれば『捻挫ぐせ』です。

捻挫ぐせの原因はさまざまであり、足関節の構造自体が原因となるもの、足関節周りの筋肉などが原因となるものがあります。

 

足関節の構造が原因で不安定になることを構造的不安定性、足関節周りの筋肉などが原因で不安定になることを機能的不安定性といいます。

それではさらに詳しくご説明しましょう。

 

足関節の構造的不安定性とは?

足関節は骨や靭帯などさまざまな組織によって構成され安定しています。

 

まずは簡単に足関節の構造を復習してみましょう。

 

足関節の復習

足関節は距腿関節と距骨下関節の総称です。

距腿関節は脛骨と腓骨、距骨から構成され、距骨下関節は距骨と踵骨から構成されます。

 

距腿関節や距骨下関節の詳しい構造や働き、足関節の動き方についてはこちらでご紹介しています。

ご興味がある方はこちらをご参考にしてください。

⇒距腿関節や距骨関節、足関節の動きについてはこちら。

 

足関節で重要な靱帯は、内側にある三角靱帯、外側にある外側側副靱帯です。

外側側副靭帯は、前距腓靱帯、後距腓靱帯、踵腓靭帯の総称になります。

 

捻挫で特に損傷しやすい靱帯は前距腓靭帯です。

足関節の靭帯について、こちらで詳しくご紹介しています。

ご興味がある方はこちらをごらんください。

⇒足関節の靭帯についてはこちら。

 

構造的な原因とは?

足関節は骨や靱帯によって構造的に安定しています。

靱帯は筋肉と違い伸びない性質のため、関節の過剰な動きを止め安定性に関与しています。

 

このように骨や靱帯などの構造による安定性が構造的安定性です。

 

構造的安定性に関与する靱帯が損傷し足関節が不安定な状態になってしまったことを、構造的不安定性といいます。

靱帯の原因もさまざまあり、関節が変形することで不安定になります。

 

構造的不安定性の原因

 関節の変形

 靱帯の損傷

 滑膜の変化

 病的弛緩性

 などなど

 

 

足関節の機能的な不安定性とは?

足関節には筋肉の働きによる安定性や、バランス力による安定性などの機能的な安定性があります。

機能的不安定性とは、筋力低下やバランス力低下、感覚の低下によって起こる不安定な状態のことです。

 

構造的には問題ないが、筋力が弱すぎて足関節が不安定な状態になっているのが機能的不安定性になります。

 

機能的不安定性の原因

 筋力低下

 固有感覚の低下

 神経筋コントロールの低下

 バランスの低下

 などなど

 

筋肉の力の発揮は神経が正常に働いていることで起こりますが、神経がうまく働いていないと力を発揮するスピードが遅くなります。

 

筋肉の発揮のスピードが遅くなると、足をひねったときに筋肉の働きが間に合わず捻挫をしてしまいます。 

このように神経に問題が起こっている状態が、神経筋コントロールの低下です。

 

足関節の安定性とは?

足関節の安定性は、構造的安定性と機能的安定性によって作られています。 

この両方がしっかりと働くことで、運動時に足関節は安定します。

 

足関節の構造的安定性の一つとして、外側側副靭帯があります。

この靱帯によって捻挫が起こらない制御していますが、靱帯の強度以上に負担がかかると、靱帯が損傷し捻挫をしてしまいます。

 

この構造的安定性をさらにパワーアップさせるのが、機能的安定性です。

機能的安定性の一つとして、筋肉があります。

 

ポイントとなる筋肉は腓骨筋です。

腓骨筋は足関節の外側にある筋肉ですよね。

  

腓骨筋の働きは捻挫とは反対方向へ足関節を動かすため、捻挫を制御する上でとても重要な筋肉です。 

足関節をひねったときに腓骨筋がしっかりと働くことで足関節が安定し、外側側副靭帯への負担が減ります。

 

このように構造的な安定性だけでは不十分なため、足関節を安定させるには機能的安定性の両方が重要となります。

 

捻挫を予防する上で重要なトレーニング方法はこちらでご紹介しています。

ご興味がある方はこちらをごらんください。

⇒捻挫や腓骨筋のトレーニングについてはこちら。

 

構造的不安定性の場合はどうなるのか?

筋肉低下や感覚低下など機能的不安定性の場合はリハビリで改善する可能性はあります。

しかし靭帯損傷などの構造的不安定性の場合、 リハビリをしたからといって損傷した靱帯を治すことはできません。

 

リハビリやトレーニングで筋肉を強化し足関節を安定させることは可能ですが、靱帯は損傷した状態であるため不安定な状態が続く可能性はあります。

場合によっては損傷した靱帯を修復する手術になることもあります。

 

いきなり手術というよりかは、まずリハビリなどで様子をみることが多いため、まずはしっかりとリハビリやトレーニングを行いましょう。

 



まとめ

今回は慢性足関節不安定症についてご紹介してきました。

足関節の安定性は骨や靱帯などによる構造的安定性と、筋肉や感覚、バランス力などによる機能的安定性があります。

 

慢性足関節不安定症を理解するには、しっかりとこの2つを理解することがポイントです。

 

スポーツ選手や学生さんは慢性足関節不安定症について頭の片隅に入れておきましょうね。

 

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