改訂 長谷川式簡易知能評価スケールの評価や点数とは?! 認知症の検査をご紹介!

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認知症は年齢を取れば誰でもなる可能性があり、物忘れは認知症の初期の症状です。

65歳以上の12〜17%の方は認知症です。

今回は認知症の症状誰でも簡単にできる認知症の検査方法認知症を遅らせる方法ついてご紹介します。 

認知症

 

これからの日本は高齢者が増えると共に認知症の方も増えていきます。

身の回りにも高齢者がいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

 

みなさんは日本の認知症の有病者数を知っていますか?

認知症有病者は480万人 、軽度認知機能障害の方は450万人もいらっしゃいます。

 

これを65歳以上の高齢者(2874万人)で計算してみると、15%前後の方は認知症です。

 

認知症にもアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症などさまざまな認知症があります。

中でも一番多いのがアルツハイマー型認知症で、認知症全体の約6〜7割り程度とされています。

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認知症の症状とは?

認知症の初期でみられることが多いのは物忘れなどの記憶障害です。

これに加え見当識障害(日付や自分の居場所など基本的な状況)を思い出せなかったりします。

 

認知症には中核症状と周辺症状があります。

中核症状は正常な脳の機能が失われることで生じる症状のことです。

 

中核症状はすべての認知症患者にみられ、具体的には記憶障害や見当識障害、遂行機能障害などがあります。

 

周辺症状は認知症を発症しても脳機能が保たれているところが不適切に働き起こる症状のことです。具体的に暴言や暴力、徘徊などがあります。

 

済 認知症 症状

 

このような症状が見られる場合は認知症の可能性があります。

 

認知症の検査方法とは?

認知症の検査方法は改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)を使うことが多いです。

 

改訂 長谷川式簡易知能評価スケールのことをHDS-Rといいます。

HDS-Rは9題の質問をし答えてもらう方法です。

 

質問はこの用紙にそって行います。

 HDS-R

 引用1)

各質問の目的はこのようになっています。

 

各質問の目的とは

①自分の認識、現実見当識

②日付の見当識

③場所の見当識

④聴覚による記憶,記銘力

⑤注意力(計算)

⑥注意力(逆唱)

⑦聴覚による記憶(先ほど覚えた言葉を思い出すことはできるか。短期記憶)

⑧視覚による記憶

⑨言葉の流暢性(前頭葉の機能に関連)

 

 

認知症の可能性があるボーダーラインは20点です。

19点以下は認知症である可能性が示唆されます。

 

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認知症の可能性がある場合はどうする?

HDS-Rで19点以下だった場合は認知症が示唆されます。

 

ご自宅で普通に過ごされている高齢者の方でも19点以下の方は大勢います。

認知症により日付などがわからなくなったとしても、長年暮らしてきたご自宅での生活や生活習慣によって問題なく暮らしている方は多いです。

認知機能が低下していたとしてもご自宅で今までどおり生活できていることは非常に良いことです。

 

認知機能は年齢が上がるに連れて低下するため、この低下をいかにゆるやかにするかが重要です。

 

対応法についていくつかご紹介します。

一つ目はデイサービスの利用です。

デイサービスに行って同年代の方々と交流したりレクリエーショをしたりすることで脳に刺激を与えている方も大勢いらっしゃいます。

 

介護保険の申請方法についてはこちらでご紹介しています。

介護保険をお持ちでない場合はこちらをご覧ください。

→介護保険の申請方法はこちら。

 

二つ目は回想法(かいそう法)を行います。

回想法とは昔の記憶や思い出を蘇らせることで、認知症が進むのを遅らせることができます。

方法は幼少時代や故郷などの話を行います。

 

多くの高齢者は昔のことを話す時に楽しそうに話をされます。

これはとても良い反応です。

精神的に安定したり、楽しみを感じることで脳にも刺激がいきます。

高齢者と会話をすることは認知症の進行を遅らせる上で重要なアプローチの一つです。

 

三つ目は医療機関の受診です。

認知症の進行を遅らせるために薬剤療法があります。

認知症の症状である周辺症状では暴言や暴力といった行為もみられることがあります。

その場合は睡眠薬や不安薬、抗うつ薬、抗精神薬などが処方されることがあります。

 

認知症にもさまざまな種類の認知症があり、原因も違がければ効果的な治療法も違います。

 

認知症が疑われるときは一度専門の医療機関を受診し、適切なアドバイスを受けることをオススメします。

 

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まとめ

今回は認知症の症状についてや簡単にできる認知症検査についてご紹介しました。

 

認知症検査は改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)があります。

認知症のボーダーラインは20点で19点以下は認知症である可能性があります。

 

症状は物忘れなどの中核症状や、暴言や徘徊などの周辺症状があります。

 

認知症の進行を遅らせる方法として、デイサービスの利用や回想法の利用、医療機関の受診(薬物療法)などがあります。

 

みなさんの周りにも認知症の心配がある方がいらっしゃれば、改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)をしてみてはいかがでしょうか。

 

参考・引用文献

1)祐森伸彦:改訂長谷川式簡易知能評価スケール.リハビリナース 6(1).34-37. 2013.

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