足趾の筋肉や運動とは?!屈曲や伸展の運動をご紹介!

スポンサーリンク



この記事は約 9 分で読めます。

 

足には小さな骨がたくさんあり、列のように並んでいます。

足の指にたくさんの筋肉がついていることでスムーズに指を動かすことができます。

今回は足の指の動き方筋肉についてしくご説明します。  

  足趾

スポンサーリンク



足趾とは?

 足の指のことを足趾(そくし)といいます。

 

足趾は非常に重要で足趾の動きや筋力が弱いと転倒する可能性が上がります。  

 

転倒しないためにも足趾の力をつけることが重要になります。  

 

まずは足趾の構造と動きについてご紹介します。

 

足首より下の骨はとても多く片側で26個の骨があります。  

 

足骨  引用1)

 

足の親指は何個の骨で出来ていると思いますか?  

 

親指だけでも3本の小さい骨が縦に並ぶことでできています。  

 

この縦に並んだ状態を“列(れつ)“といいます。  

 

親指は母趾(ぼし)といい、その他は第2〜5趾(し)といいます。  

 

親指側か数え第1列〜小指側で第5列となります。  

 

第1列の足趾は3つの骨ですが、第2〜5列の足趾は4つの骨でできています。  

 

母趾は手前から中足骨(ちゅうそくこつ)、基節骨(きせつこつ)、末節骨(まっせつこつ)の計3つの骨です。  

 

第2〜5趾は中足骨、基節骨、中節骨(ちゅうせつこつ)、末節骨の計4つの骨です。  

 

このように複数の骨がつながることで滑らかな動きを可能にしています。  

 

足趾が上を向くことを伸展(しんてん)、下を向くことを屈曲(くっきょく)といいます。  

 

足趾の正常な可動範囲は、母趾屈曲35°・伸展60°、第2〜5趾屈曲35°、伸展 0(40) °です。

足趾の筋肉とは?

次に足趾を動かす筋肉についてご説明します。  

 

足趾を曲げる筋肉は母趾と第2〜5趾で分かれます。  

 

母趾の筋肉とは?

母趾を曲げる筋肉は①長母趾屈筋(ちょうぼしくっきん) と ②短母趾屈筋(たんぼしくっきん) です。   

 

まず長母趾屈筋からみていきましょう。   

 

長母趾屈筋はふくらはぎよりも深い場所にあり、脛骨から一番先の母趾につきます。

主な働きは母趾を曲げることです。

長母趾屈筋

 

長母趾屈筋 (詳しい解剖) 

起始:脛骨後面の下部2/3部,下腿骨間膜後面の腓骨側 

付着:母趾の末節骨 

神経:脛骨神経(L5-S2) 

作用:母趾屈曲,距腿関節底屈,距骨下関節内反

 

次に短母趾屈筋についてです。

 

短母趾屈筋は足の裏から母趾の先に付いている筋肉です。

主な働きは長母趾屈筋と同様に母趾を曲げることです。

短趾屈筋  

短母趾屈筋(詳しい解剖) 

起始:中間・内側楔状骨,踵立方靱帯 

付着:第1基節骨の底 

神経:内側・外側足底神経(S1.S2) 

作用:母趾屈曲

 

次に母趾を上げる(伸展)する筋肉についてご紹介します。  

 

母趾の伸展には①長母趾伸筋 と ②短母趾伸筋 が働きます。 

 

長母趾伸筋はスネの前から母趾の先につきます。 主な働きは母趾の伸展です。

長母趾伸筋

 

長母趾伸筋(詳しい解剖) 

起始:腓骨内側面の中央1/3部,下腿骨間膜中央部 

付着:母趾の末節骨底 

神経:深腓骨神経(L5) 

作用:母趾の伸展,距腿関節の背屈の補助、距骨下関節外反

 

 短母趾伸筋についてです。

 

 短母趾伸筋は踵骨から母趾の基節骨についています。

主な働きは母趾の背屈です。  

短母趾伸筋   

短母趾屈筋(詳しい解剖)

起始: 踵骨背面

付着:母趾の背側骨間膜,母趾の基節骨底

神経:深腓骨神経(L5, S1)

作用:母趾の背屈

 

第2〜5趾の筋肉とは?

第2〜5趾を曲げる筋肉には①長趾屈筋 と ②短趾屈筋 があります。  

 

長趾屈筋は脛骨後面から第2〜5末節骨底についています。

主な働きは足趾の屈曲です。  

長趾屈筋

 

長趾屈筋(詳しい解剖) 

起始:脛骨後面の中央1/3部 

付着:第2〜5末節骨底 

神経:脛骨神経(L5-S2) 

作用:足趾屈曲,距腿関節底屈,距骨下関節内反

 

 短趾屈筋は踵骨や足底腱膜から第2〜5趾の中節骨についています。

主な働きは足趾の屈曲です。 短趾屈筋

 

短趾屈筋(詳しい解剖)

 起始:踵骨隆起の内側突起,足底腱膜 

付着:第2〜5趾の中節骨底の両側面 

神経:内側足底神経(S1,S2) 

作用:第2〜5趾の屈曲

 

次に第2〜5趾を伸展させる筋肉をご紹介します。  

 

伸展させる筋肉として①長趾伸筋 と ②短趾伸筋 があります。  

 

長趾伸筋は脛骨と腓骨の間から第2〜5趾の末節骨につきます。

主な働きは第2〜5趾の背屈です。

長趾伸筋

 

長趾伸筋(詳しい解剖) 

起始:脛骨外側顆,腓骨頭,腓骨前縁,下腿骨間膜 

付着:第2〜5趾の末節骨底 

神経:深腓骨神経(L5,S1) 

作用:足趾伸展,距腿関節背屈,距骨下関節外反

 

 

次に短趾伸筋についてです。

短趾伸筋は踵骨から第2〜4の中節骨についています。

主な働きは第2〜4趾の背屈です。

短趾伸筋

短趾伸筋(詳しい解剖) 

起始:踵骨背側 

付着:第2〜4趾の趾背腱膜,第2〜4趾の中節骨底 

神経:深腓骨神経(L5,S1) 

作用:足趾の背屈

 

ここでのポイントとして長趾屈筋は第2〜5趾の背屈に働きますが、短趾伸筋は第2〜4の背屈に働きます。  

 

その他の足趾の筋肉とは?

その他の筋肉として①小趾外転筋 ②母趾外転筋 ③母趾内転筋などがあります。  

 

小趾外転筋は踵骨と第5中足骨から第5基節骨につきます。

主な働きは第5趾の屈曲と外転です。

小趾外転筋  

小趾外転筋(詳しい解剖) 

起始:踵骨隆起,第5中足骨底 

付着:第5趾基節骨 

神経:外側足底神経(S1.2) 

作用:第5趾の屈曲・外転

 

 母趾外転筋は踵骨から母趾基節骨につきます。

主な働きは母趾の外転です。

 

短母趾外転筋

 

母趾外転筋(詳しい解剖)

 起始:踵骨隆起,足底腱膜 

付着:第1基節骨底 

神経:内側足底神経(S1,2) 

作用:母趾の外転

 

 母趾内転筋は横につくものと、斜めにつくものの2つに分かれます。  

 

横につくものは横頭(おうとう)といい、第3〜5中足骨から母趾の基節骨につきます。

斜めにつくものは斜頭(しゃとう)といい、第2〜4中足骨から母趾の基節骨につきます。  

母趾内転筋 横頭 母趾内転筋 斜頭

 

母趾内転筋(詳しい解剖) 

起始:横頭 第3〜5中足趾節関節の関節包, 斜頭 第2〜4中足骨底,立方骨,外側楔状骨 

付着:第1基節骨底 

神経:外側足底神経(S2,3) 

作用:母趾の屈曲・内転

 

スポンサーリンク



まとめ

足には小さな骨が多くあり、それが並ぶことで一つの足の指となります。  

 

また筋肉も多くついています。  

 

足趾の能力が低下すると転倒する確率が高くなります。  

そのため足趾の力をしっかりとトレーニングすることが重要です。

 

足趾をまんべんなく効率的に鍛える方法としてタオルギャザーという方法があります。

これは床にタオルを引いて指で引き寄せる方法です。  

 

最近、よくテレビでも話題になっている効果的な方法です!

 

詳しくはこちらでご紹介しています。

ご興味がある方はご覧ください。

→効果的なタオルギャザーはこちらをどうぞ。  

 

今回は足趾の骨や筋肉についてご紹介してきました。

足趾の働きはとても重要なため、転ばないようにしっかりとトレーニングしましょう!  

 

参考・引用文献

1)入谷誠:入谷式足底版〜基礎編(DVD付)(運動と医学の出版社臨床家シリーズ).運動と医学の出版社.2011

【必見】オススメ記事はこちら

他の記事検索はこちらをどうぞ!

コメントを残す




two × five =